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ラースとその彼女

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田舎町に住むシャイで優しい青年ラース
いつもひとりでいるラースを心配する兄夫婦
ある日初めて紹介されたラースの彼女は等身大の人形ビアンカだった・・・!

と、柄にもなくあらすじなんてつけちゃいました。
設定だけ聞くと、ありえへ~んって感じなんですが
イヤイヤ、あるかも、と思えるくらい
無理なく画面に見入っちゃいました。面白かった。

コメディタッチで笑えるところもあるんだけど
実は深くて、でもそこは感じる人にだけ感じ取ってもらえば、というのか
押し付けがましくなく、淡々と描かれていたりします。





ラースを見守る兄夫婦や医師、教会の人々・町の人たちのぬくもりが素敵。
誰でも心が風邪をひくことはあると思うの。
その引き金は幼児期のトラウマなのか、兄の嫁の存在なのかはっきりしないけど。
何かに依存したり、妄想したりした時期が、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
その時期をやり過ごしてまたひとつ大きくなっていくというか。
町のみんなは優しいラースを愛していて
風邪をひいてしまったラースをそっと受け入れていく
ある意味それが心の風邪の特効薬なんじゃないかなぁ
効き目はじわじわだけれど・・・

登場人物にイヤな人が出てきません。
教会のおばさま方がステキ。
たじろがず、刺繍や編み物をしながら、優しいまなざしで
「かなしいときはそっとよりそうの」とラースのそばにいようとする。でも押し付けがましくない。
これはそんじょそこらの小娘にはできまへん。
兄嫁のカリンも、お人よしでおせっかい、かもしれないけれど
一生懸命でとっても可愛い女性。
ラースを密かに想うマーゴもキュート。
テディベアをデスクに飾ったり、寂しさから他のボーイフレンドと遊んだり
イマドキのお嬢さんなんだけど、根っこのところがまっすぐに優しい。
テディベアの人工呼吸シーンは超カワイイシーンです。女子なら誰もがきゅんとするのでは。
ラースの兄、ガスも、最初は戸惑いながらも、弟を想い、
自分の過去の行動に責任を感じ始めます。
ラースの質問に、あくまで俺が思うにだけど、と前置いた上で答える
「自分の為だけじゃなく、人のために正しいことを我慢してもやるのが大人だ」

ちょっとしたコメディかと思いつつ
ちょいちょい胸に刺さるセリフなど出てきます。

なんといってもラースもその兄ガスもハンサム♪(←やっぱりそこかぃ!)
さらっと着ているセーターやブルゾンがキュートなのよ。
けして娯楽大作、ではありませんが、なかなかにオススメです。
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by ichiko1515jp | 2008-12-31 18:48 | 本と映画
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