<< ケラケラの実 憧れのトレンチコート >>

救急車の灯り

昨日の夜、お隣のおじさんが救急車で運ばれた。
全然知らなかったのだけど
1年ほど前にお兄さんを亡くされて、財産管理をしなければならなくなり
思い煩っていたのだそう。
(なぜこんなことまで知っているのかうちの父の情報収集能力に驚く)
幸い大事には至らなかったそうでホッとしたが
お隣のご夫婦は我が両親と同世代。
いつなんどき我が家にも起こりうることだと思うと、心細くなる。

お隣はご夫婦2人暮し。
最近は夫婦喧嘩もたえないらしい。
せっかく長年連れ添ってこられたというのに
人生の最終章がそんな風になってしまうなんて、なんともせつない。
それでも喧嘩をする相手がいるほうが、ひとりでいるより幸せなのだろうか。

お隣でいつまでも赤く点滅する救急車の灯りに、
なんだかせきたてられるような気持ちになった。
うちの両親も70歳を超え、もし父がいなくなったらと何度となく考えたことがある。
考えた時はいつでも涙があふれそうになって止めるのに必死だ。
まだ起こってもいない、そんな哀しい「もし」を考える必要はないけれど
父も母も、ただただ真面目に一生懸命生きてきた人たちだ。
最後までささやかでも幸せを感じて生きて欲しいと思う。

そう思うと、今回の震災で家族を失われた方の悲しみなんて、とてつもなくて想像もつかない。
心よりご冥福をお祈りいたします。
[PR]
by ichiko1515jp | 2011-03-29 21:00 | days
<< ケラケラの実 憧れのトレンチコート >>