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電車の中で見た光景

日曜の早朝
セール会場へ通勤する電車で
おおきなリュックをかついだ小学校低学年くらいの男の子がひとりで乗ってきた。
あんな小さいときひとりで電車なんか乗れなかったぞ。あたしゃ。
大きな荷物をかかえたチビッコは
大きな瞳を輝かせてこれからどこへ行くんだろう。
不安と好奇心と期待感の入り混じった
彼の表情は私に小さな大冒険を連想させた。
頑張れ!チビッコ。大きくなれよ!

今日の帰り
目の前の座席にカップルが座っていた。
カップル、といっても
♀は40代手前くらいの地味で真面目そうなOL風
♂は色白ぽっちゃりさんで残念、前頭葉禿げ散らかしちゃってます。
二人の左手の薬指には結婚指輪がありました。
この2人(夫婦だな)見たところどちらも勤め帰りのよう。
手をつなぐでもなく、言葉を交わすでもなく
だけど、疲れて眠りかけた奥さんの手にある上着をそっと旦那さんが持ち替えてあげていた。
とても、自然に。

全くの私の勝手な想像の話であるが
この2人、歳をとってから巡り合ったふたりなんじゃないだろうか。
出合った先は結婚相談所かもしれないし、お見合いかもしれないし
旦那さんが勇気を振り絞ってプロポーズしたのかもしれないし
大穴、出会い系サイトで知り合ったのかもしれない。

確かに2人はいわゆる「イケてない」かもしれない。
だけど
2人を包む空気・雰囲気・オーラ・目線
とても満ち足りていて、幸せそうだと感じた。
それはもう、圧倒的な強さで。

いつの間に
見かけのよさだけが判断基準になったんだろう。
お金があるとかないとか、家がでかいとかでかくないとか
車が国産だとか外車だとか
勤め先が大会社だとか医者だとか
数値にしてわかりやすいものだけしか世の中に認められなくなったのは。

私自身世の中のスピードについていけなくて時々戸惑うことがあるが、
そんな気持ちを必死で払拭し、負けるもんかと
また必死でついていこうとして生きている。

今、毎日新聞の夕刊にブータンという国の連載が載っている。
GNPならぬGNHを掲げた国の話だ。
(以下毎日新聞皆川氏の記事より抜粋)
GNHのHは「HAPPINESS」つまり「国民総幸福量」
ブータンの人々は
昔の日本を思わせるような農村社会で自給自足に近い生活を送っている。
一人当たりの国民所得がわずか約600ドル(日本の50分の1以下)の最貧国だが
街にも村にも物乞いはいない。
わずか一分半の遅れを取り戻すために
100人以上が死亡する列車事故が起きた日本。
働いても働いても家族と食卓を囲む余裕も無く
快適さを追求した電化製品に囲まれ
子供までもが海外ブランド品を身につける一方
年間約3万人が自殺している。

断っておくが
私は
ブータンが絶対に良いと言いたいわけでも
日本の現状をただ嘆きたいだけでも
社会主義を唱えたいわけでも
新しい宗教を開こうというわけでもない。

どんな幸せをつかもうとするのかは自分次第ってことだよな。
きっと。
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by ichiko1515jp | 2005-06-23 00:22 | days
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