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憧れの屋久島 ~帰阪編~

縄文杉登山も終え、もう後は明日帰るだけ。
ビールの一杯も飲みたくなりましたが
一人で入れる店も見つからず
おとなしくホテルで休みました。

エコツアーが一緒だった母娘連れが
二泊目のホテルが私と同じだったらしく
お風呂と次の日の朝のフロントで出会いました。
娘さんの方は登山経験も豊富なようで
縄文杉登山の際ももっとも元気でへっちゃら。
次の日は宮浦ヶ岳へ登るとのことでした。

最終日の朝ははじめてホテルの広間で朝ごはんをいただきました。
中高年のグループや家族連れのなか
ひとりでゴハンを食べるのはちょっと恥ずかしい。
この旅で初めて寂しいと感じた瞬間。

帰りのトッピーは安房港発のため
早めに向こうに行って安房の街を見てみようと思いましたが
暑い。暑いのよ。
多めに持ってきたはずの衣類が思った以上に汗だくになったため
最後の一枚、防寒用のニットしかなく
毛100%暑すぎ。
あまりうろうろせず、喫茶店で何日ぶりかに飲む本格コーヒーをゆっくり味わいました。

安房港に向かうバスを待っていると
昨日のツアーの若夫婦にばったり出会う。
私と同じくらいの歳かな、可愛らしい奥さまと優しそうなご主人。
「昨日はキツかったね~」
「筋肉痛大丈夫?」
バス待ちの間とても楽しくお話させていただきました。
何でもお2人は去年も屋久島行きを計画していたのに
台風のために鹿児島で一泊して東京に帰るという悲しい経験をしたそう。
ひとりでふらっとやってきて滞在中ほぼ快晴の私は
気がつかなかったけどかなりのハッピー野郎なのかもしれない。
ま、普段の行いがヨイってことで(笑)
「はじめてのひとり旅でしたがやっぱり今度は誰かと来たいです」
なんて言ってる間に私の乗るバスが来て
手をふってお別れ。
あぁ。一期一会。

安房の街に着き(案の定何もない)
スケッチ場所を探してウロウロしていると
今度は昨日のツアーのモゴモゴ喋る年齢不詳の男性とすれ違う。
彼とは挨拶を交わす程度でしたが。
せまい島なんだな・・・と思う。

そして船の時間までちょっとスケッチ
この風景がもとですが・・・・
b0057993_20223919.jpg

b0057993_20234048.jpg

あぁ。。ほんとにスイマセン。
あまりの出来に載せんのやめよかなと思ってたんやけど
んーーーなんてか・・・戒め?

安房港で乗船手続きを済ませて振り返ると
今度はそこに昨日のツアーの女の子二人連れが!
笑ってしまった。
これで私ガイドさん以外昨日のメンバーと全員会ってるよ。
出航までの時間またまた楽しくおしゃべりさせていただきました。
他のみなさんに会ったことを話すと
「それ会いすぎ!」とかなり笑われました。
彼女らは若夫婦と同じホテルだったのにもかかわらず
誰にも会わなかったとのこと
島がせまいのではなく、私がひきよせたということかしら。

ツアーに参加して割引券ももらったし、せっかく屋久島にきたんだから
お土産はなるべく屋久島のものを、と思って
島の唯一の大きな土産物店でまとめて買いました。
感謝の気持ちもこめて、島にお金おとしていきたいしね。
ところが、鹿児島空港に着いたら、
もー屋久島の10倍くらいおいしそうで種類豊富な九州各地の名産品が・・・
しくった。。

私の職場はかなり封建的なので
屋久島に「ひとりで」行った、なんて言ったら変人扱いされそうだし
旅行に出ることも言わずに休みを取りました。
けど、この時期に4連休もして
そしてやはり休みの間は普段私がしている仕事を、誰かが変わりにやってくれているわけで
迷ったけれど一応職場にもお土産を買って帰りました。
実際、出社した日にお土産渡すと
「屋久島か~ええなぁ」
「誰と行ってきたん?」
ってやっぱり聞かれてしまった。
どうしても「ひとりで」とは言えなかったので言葉を濁していると
職場のひとたちは、どうも私が♂と行ってきたらしいと勘違いしている。
どっちかってとまーーーったくの逆なんだけどなぁ。
哀しいやら、空しいやら。

最終便に乗って関空に着いたとき
「帰ってきちゃったなぁ」
と思わずひとり、つぶやいてしまいました。

もう少し屋久島にいたかった気もするけれど
それはそれで
また、あの6帖の畳の部屋に布団一組敷いて寝るのも
わびしいもんだ。
今夜からは懐かしいわがベットで眠ろうと思う。

当然のことだけど
いくら今年のラッキースポットだからといって
縄文杉を見たからといって
何かを払拭するためにひとり旅に出ても
急激に環境が変わるわけでも
感情がきっぱり前向きに変化するわけでもない。
早いもので帰ってきてから一週間が経つ。
仕事と食事のしたくと作品展と・・・
変わらない日常の連なる日々を送っている。
そういうことなんだよな。

すごく非建設的な意見で申し訳ないけど
これからは
もっと弱音を吐こうって思った。
無理してがんばらないで上手に弱音の吐けるひとになりたい。

いろいろありましたが
もう一度屋久島にいきたいか、と問われたらそれはYESです。
キツかった縄文杉も誘われたらまた登ると思います。

ひとり旅をはじめて経験して
ひとり旅と誰かと一緒の旅行とでは、まったく種類が違う、別物だなと思いました。
ひとり旅も思ったより悪くないです。
どちらにも魅力がある。
だけど私はやっぱり誰かと行く旅行の方が楽しいと思います。
みんな結婚して家庭を持って、
旅行に誘える友達も少なくなってしまったけど
もし、もう一度屋久島を訪れるとしたら、今度は誰かと一緒に行きたいなと思います。

書き始めたら、調子に乗って細かく書きすぎて
思いのほかの大長編になっちゃいました。
最後までお付き合いいただいた方、どうもありがとうございます。

<おまけ>
♀友達に買ったお土産
b0057993_2174339.jpg屋久杉のキーホルダー
私の携帯にもくっついてます。
ちっさいけど、ちゃんと杉のいいにおいがします。
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by ichiko1515jp | 2005-11-13 21:12 | days
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