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包帯クラブ

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「誰もしらない」の少年のときですでに
女性のハートをがっちりつかむ男子の魅力満載だった柳楽クン。
りっぱに青年となり、若干ワイルドなサル系への成長ぶりは否めませんが
その魅力は健在。なんたってあのまっすぐな瞳に涙こぼされちゃたまりません。
つか、巻クンもしかり、たぶん私の好み系なのよね。

石原さとみちゃんもスゴイ。
あの若さにして、なんてしっかりした顔立ちのお嬢さんなのでしょう。
ぼってりしたタラコ唇がまたキュート。

真っ青な空の風景やはまりすぎるハンバートハンバートの音楽。
せつなすぎるプロローグにやばいか?と一瞬心配になりましたが
本編中は笑えるところもあり、次第に引き込まれました。

ただ単に無邪気で幸せな笑顔の存在が、別の誰かを傷つけてしまうこともある。
一見豊かに何の悩みもなく恵まれて暮らしているような人でも
他の人の幸せに嫉妬してしまうほど、満たされない想いで暮らしていたりする。
本当に人の心は複雑です。
誰しも少なからず思い当たるところがあるのでは。
「ほんとはテンポの方が危ないタイプなのにね」っとしれっと言っちゃうシオ
本編中ずっと、お調子者で、一番単純そうに見えていた彼女が
実は一番人の心に敏感だったのかもしれません。

誰かを助けたい。なんておこがましいことかもしれません。
その人の本当の苦しみなんて当人にしかわからないかもしれない。
けれど、たとえそれで何かが大きく変わることはないとしても
誰かの為に何かしたいと心から思う気持ちはとても尊いものだと思うし
そんな相手の気持ちに気付かないほど
自分を見失っているうちは、苦しみからは抜け出せない気がする。
もちろん、時間もたっぷり必要だと思います。

本編中、家庭の事情で高校進学を諦めてしまったリスキ
高校進学以外にもたくさんのことを諦めてしまっていた彼女も
包帯クラブのみんなと過ごすことによって次第に笑顔を取り戻します。
進学することは無理でも、新しい夢を語って、希望と目標を取り戻します。

「自分を好きになりましょう」とか「何でもポジティブに考えましょう」とか
言うのは簡単で
そんなに簡単にそう思えたら、人間悩む必要もないわけで。
何でもひとりで立ち直れる「自分大スキ!!!」な、つよ~い心の俺様は別として
誰でもどうにもこうにも弱るときはあるもんで。
そんなときそばに誰かがいてくれる。新しい誰かと出会う
それだけで
その存在が大きな力になるわけで。
それはいつ何時誰でもどちら側にでもなりうるわけで。
だから、面倒くさくても、コミュニケーション希薄な世の中でも、何度も傷ついても
誰かとかかわっていくことってものすごく大事なんじゃないかなぁ
そうしてちょっとづつ強くなっていくのかなぁ
などと思う今日この頃。
ウザイっすか?すまそ。

からっと明るい娯楽大作!というわけではありませんが
その帰り道
明日からまたいろんなこと頑張るぞ!と思えた1本。
の割には劇場ガラガラやったな~
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by ichiko1515jp | 2007-09-26 23:04 | 本と映画
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