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オリヲン座からの招待状

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ネタバレ含みますので、ご注意!!!

宮沢りえちゃんと加瀬くんが、なんだかとってもステキでした。
宇崎竜堂のマツゾウさんもよかったなぁ。
粋で無骨な昭和の男。
無口で多くは語らないけれど、たばこの火の始末まで
美人な奥さんにかいがいしく世話してもらっちゃってるけど
遊びもするんだろうけど
弱さを見せずに、責任と奥さんと仕事と、そのたくましい背中にしょって守ってる。
奥さんも彼を信じて一生懸命ついていく。
そんなコワ面のおやっさんが、たまににっと笑うのもいいんよねぇ。
毎日かつおぶし削ってあげてるのもステキ。
マツゾウさんとトヨさんみたいな夫婦の関係もいいなぁって憧れます。
たぶん私昭和の女なのね。考え古い。
残されたものは哀しくてツライと思うけど
自分に合った時代を生きたマツゾウさんがある意味一番幸せだったんじゃないかしら。

蛍のエピソードはやっぱりステキなシーンだなぁと思いました。
蛍ロマンチック云々以前に
自分が見た美しいものを、あの人にも見せてあげたい。
そしてあの人の笑顔が見たい。
という尊い気持ちが美しいなぁ。と。
最近じゃ恋人同士でも親子でも自分のことしか考えてない人多いもんね。

憑神の時も思ったけれど、どうも終わり方がしっくりきませんでした。
本編後半からはちょっと気持ちが入り込めなくなってしまったかも。
失礼にも、これ、山田洋次監督だったらどう撮るかなぁとか思ってしまった。
観てるだけの身分でえらそうなこと申し訳ないですが
私だったら
樋口可南子と田口トモロヲ(どちらもすごく好きな俳優さんなのですが)を無名の役者さんにして
その分の費用、蛍のCGにもっとお金かけるけどなぁ
なんて。

しかしコレ地元のシネコンで観たんだけど
朝一の回、私を含めてたった3組・・・
同じ料金でここまで贅沢に映画鑑賞できるとは、やっぱり早起きは三文の得ですねぇ。
たぶんみんな続3丁目の夕日の方観てんだろなー。






実は本編上映前、
来年新春公開予定の山田洋次監督「母べぇ」(山田洋次×吉永小百合だぜ)の予告編ですでに涙腺が開いてしまい、
本編中も何度か涙してしまいました。(きっとそういうモードだったのね)
最近の邦画の人気を支えているのは、「泣き」らしいですよ。
たくさん泣けば泣くほどいい映画というわけでもないと思うのですが
無意識的にも観客側に、
映画観て泣けてなんぼみたいなところあるのかもしれないですね。
ってことは次は「象の背中」あたり観んといかんっちゅうことですかね。

ほんと加瀬くんは
イマドキの男の子役もハマるし、こんな朴訥とした若者役もハマるし
いい役者さんですよねぇ~
ジャニーズの男の子には絶対にない。
体きゃしゃでほそっこいのに、ちゃんと筋肉あるのがこれまたオドロキで。

宮沢りえちゃんはほんと貴と別れてよかったーよねー
映画女優として大活躍。
個人的には
このままポスト吉永小百合みたいになる前に
もうちょっとハジけてハズした役もやってみてほしいな、なんて。

あと最近邦画でよく見かける
鈴木砂羽さん・佐藤隆太くん。いつも脇役だけど、好き。
本作では豊原巧輔さんも出演。
確か昔は谷原章介ばりに好青年イメージだったように思うのだけど
のだめのドラマ以降のちょっと砕けた豊原さんがステキです。

いや~
映画ってオモシロイですねー
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by ichiko1515jp | 2007-11-04 19:20 | 本と映画
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