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ぐるりのこと。

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タエタエが壊れていく~~

内容も知らずタイトルにもさして惹かれるところもなく、全くノーマークだったこの作品。
ブロガーさんたちの高評価に、本日ichikoも観て参りました。

超いい加減なオトコとしっかりもののオンナ
よくあるカップルの笑えるやりとりから物語は始まります。
リリーさん演じるカナオ
う~ いるいる!こういう男の人。
超いいかげんでハンサムでもないのに、どうしても憎めなくて
なぜかモテるんだよなぁ
木村多江さんは綺麗だな~っといつも思います。
そのタエタエに、もらい泣き、でした。

というのもタエタエの気持ちすごくわかる。
自分で言うのもなんですが、ワタクシめも小さい頃から優等生で
なんでもきっちりちゃんとやりたい子だったんです。
こういう人は挫折に弱い。
薬さえ飲まなかったものの、今思えば私病んでたよな、って思う時期があります。
感情がどうしようにもできなくて、どうしていいかわからなくて
そのどうしようもない感情が、唸り声となり地団駄となる。
そんなことを繰り返して、繰り返すほど、相手にしてもらえなくなるのにって
自分でそれもわかっているのに、これまたどうにも出来ず、人の優しさに甘えるだけ。
(まぁ私の場合、タエタエほど美しくもなく、
タエタエほどつらい出来事があったわけではないのですが)
そしてこうなったとき、そばにいる人も、
もしかしたら、そばにいる人のほうが辛い。
これまたワタクシめもですなぁ
ある時期、私のまわりに2人同時にこういう状態の人がいる時がありまして。
イヤ正直キツかったっす。こっちが参りそうでした。
ほんと、人事のようですが、今の世の中、何がきっかけとなるか
誰がこういう状態になってもおかしくないように思います。
一般に鬱病になっちゃう人って優しい人が多いです。
優しさと弱さって似てるのかもしれません。
私は優しくて強い人になりたい。
それにはいいかげんくらいがヨイ加減なんだろなって最近よく思います。
人生なんて思い通りにいかないことばかり、だから泣いたり、笑ったり、頑張ったり、ラジバンダリ。

カナオ自身も多分逃げたくなった瞬間もあったのでしょう。
でも逃げないでそばにいた。
法廷での人間模様を見続けることによって、
仕事仲間と接していくことで
フクザツな家庭環境だった彼のどこか人と向き合わないような生き方に
何か影響があったのでしょうか。

タエタエとカナオ
夫婦の成長物語、という感じでしょうか。

タエタエが立ち直って絵を描く姿、笑顔はステキでした。
ちょっとでも絵をかじったものとしては
カナオの描く絵も含め作品を観るのも楽しかったです。
あれ、リリーさん本人が全部描いてる・・・わけないかぁ?

そしてそれから
これまた全然知らなかったのですが
脇役陣が豪華!
キム兄 加瀬くん やっしー その他モロモロ
思ってたより法廷シーンが多かった。
時代時代のアノ事件が出てきます。
個人的には柄本明さん演じる原田さんがスキだったな~。
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by ichiko1515jp | 2008-07-23 22:09 | 本と映画
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